第６３回 宝塚記念・GⅠ

２６日はグランプリ宝塚記念です。
ここに来て気温も上昇し暑さがポイントですが、今日は曇りがちの予報でレース時間は
晴れて来そうです。
良馬場なら時計も想定どおりで重の巧拙は気にする必要はありません。
しかし湿度は高く予想に考慮が必要です。
グランプリ３連覇をしたクロノジェネシスが引退し、新たにグランプリホースとなった
エフフォーリアが大阪杯で釈然としない負け方をしたのがこのレースを難しくしている
原因です。

それでは恒例全馬総合力順位表です。

タイトルホルダー

ステイフーリッシュ

オーソリティ

デアリングタクト

エフフォーリア

アイアンバローズ

ディープボンド

キングオブコージ

ポタジェ

ヒシイグアス

ウインマリリン

パンサラッサ

アリーヴォ

アフリカンゴールド

グロリアムンディ

マイネルファンロン

ギベオン

メロディーレーン

皐月賞と天皇春（秋）を勝ったエフフォーリアが本来主役の筈ですが大阪杯の負けで
評価をさげる必要はありません。
今度は馬体重も絞れて普通の調子なら勝ち負け出来る筈です。
対抗です。

デアリングタクトは長期休養から復帰したばかりです。
完調の訳はありません。
それでも能力は上で、暑さに強い牝馬でもあり三番手です。

パンサラッサがレースを引っ張りどこまで頑張るか、ドバイでも頑張るなら国内は
イージーなレースの筈です。
期待します。

横山騎手が期待するキングオブコージはどこで一発決めるのか分かりませんが、決め手
はあるので消耗戦になればチャンスはあります。

ディープボンドは天皇賞を勝てなかったのが残念ですが、距離を縮めるのが得策かも
しれません。
ピークの内にGⅠタイトルが欲しいところです。

オーソリティはサウジアラビアからアラブ首長国連邦と転戦して自力強化してきました。
ジャパンカップの頃よりパワーアップしています。
混戦だからこそルメール騎手は心強く内埒を走ればスピード不足を補い持ち前の末脚勝負
に持ち込めます。
人気の無いここは気楽な立場で連軸です。

第７２回 安田記念・GⅠ

５日は春のマイル王決定戦、安田記念です。
３歳馬も古馬に混じり東京の直線に集い空席になっているマイル王を目指します。

天候は出走時刻までなんとか持つようで安心です。

それでは恒例全馬総合力順位表です。

セリフォス

ファインルージュ

シュネルマイスター

ヴァンドギャルド

サリオス

レシステンシア

カフェファラオ

ロータスランド

カラテ

カテドラル

エアロロノア

ダノンザキッド

ホウオウアマゾン

ソングライン

イルーシヴパンサー

ナランフレグ

ダイアトニック

ソウルラッシュ

朝日杯フューチュリティステークスで後の東京優駿（日本ダービー）馬ドウデュースの
２着だったセリフォス。
３歳になりぶっつけで臨んだNHKマイルカップも初の５７㌔にも関わらず内容のある
レースでした。
５４㌔で出走できるここは圧倒的に有利でたとえ出遅れても瞬発力が増し連軸です。

対抗はシュネルマイスターでグランアレグリアが引退した中では実力ナンバーワンの
評価ですがドバイターフの成績が引っかかるのと、成長鈍化の懸念があります。

カフェファラオはダートからの挑戦ですが東京マイルGⅠ２勝の実力、重馬場のフェブ
ラリーステークスは脚抜きが良く時計勝負でも強かったところを見ると芝でも可能性は
あると云えます。
３番手です。

ダノンザキッドは前走大敗ですが立て直す時間があり復調さえしていれば十分通用する
能力の持ち主です。
グランアレグリアと戦ってきた実力は本物です。

ソングラインとファインルージュは勝ち切るまでは難しくても当然好走する実力馬で
注意が必要です。

新しいマイル王の誕生に期待です。